今日もペゴッパ

韓国旅行で出会ったおいしいもの、かわいいもの、面白いものを紹介しています

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ヨンナムソシッタン(延南ソ食堂)でドラム缶焼肉を食す

こんにちは! 大庭ベスです。本日はソウルのおいしい立ち食いドラム缶焼肉店の紹介です。

行列必死の老舗カルビ店 延南ソ食堂(ヨンナムソシッタン)

ソウル旅行初日のランチは、新村(シンチョン)にあるヨンナムソシッタンで立ち食いドラム缶焼肉でした。
ガイドブックにも掲載されているので、観光客に大人気なだけでなく、地元民にも人気のお店です。

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年期を感じさせる店構えで、お世辞にもきれいとは言えません(^_^;)
日曜日のちょうどお昼時ということもあって、お店の入り口には長い列が! 

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 この日の気温はマイナス7℃。寒さに耐えながら30分ほど並びました。並ぶ場所で屋根があるのは一部だけなので、雨の日、雪の日、暑い日は過酷そうです。
そんなこんなで店内に入ってみると……なんだかすごい光景が広がっていました。

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煙もくもくの店内。空気がかすんで見えます。 炭火の燃えるドラム缶がたくさんあるというのに、店内がけっこう寒いです。床がコンクリートむき出しなのでそのせいかもしれません。韓国人と思しき方々はみんなダウンコートを着たまま肉を焼いていました。匂いがつくのは気にならないのでしょうか?(^_^;) 店内には大きなごみ袋が置いてあるので、私たちはバッグやコートをその中に入れてガードしました。食べ始めると寒さはそこまで気にならなかったです。 

ご飯とキムチは持ち込みで!

こちらのお店、メニューは牛カルビのみ!! あとはセルフサービスの飲み物類。本当にそれだけです。牛カルビは1人前15,000ウォン(約1,500円)で、入店するとすぐに人数分運ばれてきます(画像は3人前)。

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ひとりでの入店も可能ですが、その場合2人前からの注文になるようです。
韓国といえば席につくとほとんどのお店でテーブルにキムチなどのおかずが並びますが、こちらは青唐辛子とにんにくのみ!
そんなわけで……なんとこちらのお店は白ごはんとキムチの持ち込みが可能となっています。
持ち込みのレトルトごはんは近くの商店で購入。

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なんとまぁ、こちらも昭和レトロな店構え。って、韓国で「昭和」ってことはないですね(^_^;) 老夫婦が営業していて、入口入ってすぐに置かれた電子レンジでおじいさんがごはんを温めてくれます。私たちはキムチの代わりにゴマの葉のしょうゆ漬け(缶詰)を購入。 近くにはこの商店以外にコンビニもあります。
何でもかんでも持ち込できるわけではないのでマナーは守ってくださいね♪ キムチなどの漬物系と白ごはんはOKで、サンチュなどの生野菜類はNGのようです。
行列に並ぶ場合、並んでいる間にせっかくチンしたご飯が冷めてしまうので、席に着くころを見計らってグループの誰かが買いに行くのもありだと思います。

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お肉のお味は??

お肉は最初お店の方が網にのせてさっとカットしてくれますが、後は自分たちで好きに焼くスタイル。案内してくれた韓国人の友だちが手際よく焼いてくれました!

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さて、肝心のお肉のお味は……あらかじめ下味をつけたお肉のようなんですが、なんだかクセになる感じの味です!
カルビ以外にハラミも入っているそうで、ハラミ特有の肉肉しさがしっかり感じられます。このお肉がさらっとした特製だれととってもよく合うんです! 友だちもこのたれのおいしさに感動。

お肉自体は柔らかい霜降り牛のようなおいしさではないのですが、脂っこくなくて下味がついている分、箸もご飯も進むんですよね~。決して美人ではないけれど妙にモテる女性って感じのやみつきになる感じのお肉です(^o^)

まとめ

ヨンナムソシッタンでのドラム缶焼肉は、味はもとより、まるでバーベキューをしているような楽しさがありました。
お肉と特製だれの味はやみつきになる感じで中毒性がありそうです(^-^; 長年地元の人々に愛されてきたのも納得のお味でした。

匂いがついても大丈夫な服装で、行列を避けたい場合は混雑時を避けて行ってみてくださいね。

 

延南ソ食堂