広蔵市場のユッケ通り、プチョンユッケでユッケを食す

みなさん、こんばんは！　大庭ベスです。こちらのブログ、bloggerからはてなブログに引っ越ししまして、その作業でずいぶん更新が久しぶりになってしまいました。すみません。

久々の更新の今日は、日本では滅多に食べられなくなったユッケの紹介です。

広蔵市場のユッケ通り

日本でユッケを食べるのが難しくなってもうかなりたちましたが、お隣韓国ではもちろん普通に食べられます。それどころかユッケ専門店があるぐらいなのです。

東大門のほど近く、観光客にも地元民にも人気の大型市場、広蔵市場(クァンジャンシジャン)には有名なユッケ通りがあります。

市場のメイン通りから路地に入るとユッケ屋さんがずらり。

その中でも人気のプチョンユッケというお店に行ってきました。

こちらのお店、2017年～2019年まで、3年連続でミシュランガイドに掲載されているそうです。

店頭のショーケースには新鮮そうなお肉が！

ユッケ通りの人気店は行列ができることも珍しくないのですが、中途半端な時間帯に行ったのでガランとしていました。

シンプルで清潔な店内。簡素すぎてとてもミシュラン掲載店には見えません(笑)。

プチョンユッケのメニュー

メニューはこんな感じです。

ユッケ単品15,000ウォン(約1,500円)。

妥当なお値段だと思うのですが、ユッケと言えば焼肉屋の一品メニューで、少量を数百円で食べていた日本人には高く感じます(^-^;

そもそもユッケをメインに食事をするという習慣がないですしね。

ひとり1品オーダーがルールの多い韓国ですが、さすがに単価が高いですし量も多いので、こちらはシェアOKのお店です。

ユッケと同じく日本ではほとんど見かけなくなった生レバーもありますよ。

友だちと相談して、日本では見たこともない、ユッケと生だこが一緒に盛られたもの(ユッタンイ)をオーダーしました。

いざユッケと生だこの盛り合わせ(ユッタンイ)を実食！

ジャジャーン。

これは写真なので当然静止していますが、実物はユッケの上で刻まれたたこがうねうね動いているという、躍動感あふれるメニューとなっております。

ちなみに奥に見えているサービスのスープ、牛のお出汁が効いていてめちゃくちゃおいしかったです。これでクッパを作ったら最高なはず。このスープだけでも行く価値ありです。

ユッケの下にはスティック状に切った梨が敷きつめられていて、上には卵黄のトッピング。よく混ぜるとこんな感じです。

ものすごい量ですね(^-^;　2人で食べるには多すぎる量です。人生で一度にこんなにも生肉を食す日がくるとは……。

日本では、ユッケというと甘めのたれをよくからめて食べますが、韓国ではこちらをつけて食べます。

塩入りごま油をつけて食べます。生レバーと同じ食べ方ですね。

食べてみると……まず、生だこが口の中にくっつく～！

生だこのコリコリの後にまったりと溶けるお肉の甘み。すっごくおいしいです。

生きていた名残を残す生だこはもちろんのこと、ユッケにも新鮮さをひしひしと感じます。

梨のシャクシャクした歯ごたえと甘みもアクセントになっていてとってもとってもおいしいです。

ただ！

生だこがかなりしっかりした歯ごたえなので、同時に口にいれるとどうしてもそっちを噛むことに集中してしまって、ユッケの存在感がなくなってしまうんですね。

これ、生だことユッケ一緒に食べる意味無くね？

今度行くときはユッケ単品で注文しようと思いました。

おひとり様もOK

混雑時間帯をずらすことをおすすめしますが、プチョンユッケはひとりでの来店もOKなようです。おひとり様にはユッケビビンバがおすすめです。

安くてかわいくて質のいいバッグを買うなら明洞駅構内のDonkie(ドンキー)がおすすめ

こんにちは。大庭ベスです。韓国に行ってのお楽しみといえば食事以外にショッピングもはずせませんよね！　今日は明洞駅構内にある、とってもお得なかばん屋さんの紹介です。

韓国で上質のプチプラバッグを買うなら明洞駅構内のドンキーがおすすめ

明洞駅構内にあるこちらのお店、名前はドンキー。バッグにはドンキーマニアというロゴが入っています。量販店のドンキやハンバーガーのびっくりドンキーに親しんでいる日本人からすると非常に親しみやすい店名です。

狭いスペースにズラーっとたくさんのバッグが並んでいます。こちらのバッグ、友だちがめちゃくちゃ気に入っていて、一緒に渡韓した際には必ずチェックしています。

商品はすべて韓国製だそうです。同じ型でもいろんなカラーバリエーションがあるので見ていて楽しいです。

素材は合皮ですが、作りがしっかりしていて合わせやすいくすみ系カラーが多いです。お値段は30,000ウォン(3,000円)前後のものが中心でとってもリーズナブルです。

これなんてこんなにかわいくて15,000ウォン！(約1,500円)。
ショルダーバッグが中心ですが、トートバッグやリュック、クラッチバッグもあります。

このフェミニンなかわいいバッグはこんなに凝った作りなのに33,000ウォン(約3,300円)！　こちらのバッグ、私も数年前に購入して気に入ってます。こちら。

大人っぽいグレーです。固めのカチッとした作りになっています。

中はこんな感じ。ファスナー付きポケットもあります。

ショルダーベルト部分は取り外しもできます。

このお値段のバッグなのに、ちゃんと底鋲もついています！！

まとめ

ドンキーは明洞駅6番出口(ミリオレにつながる出口)に通じる改札を出てすぐの左側にあります。

日本語のできる店員さんがいることがほとんどで、複数個買うときは値段交渉もできますよ！
お気に入りのひとつがきっと見つかると思うのでぜひのぞいてみてください。

東大門のタッカンマリ通りで絶品タッカンマリを食す チンハルメタッカンマリ(陳玉華ハルメ元祖タッカンマリ)

みなさん、タッカンマリを食べたことはありますか？　タッカンマリは鶏1羽という意味。その名の通り、鶏がまるまる1羽入ったお鍋のことです。
私は日本でタッカンマリを食べたことがありますが、本場韓国のタッカンマリは未経験。そんなわけで東大門にあるタッカンマリ通りで本場のタッカンマリを堪能してきました。

チンハルメタッカンマリ

韓国人の友だちにおいしいタッカンマリ屋さんを聞いたところ、チンハルメタッカンマリとの回答でした。チンハルメタッカンマリはガイドブックにもよく載っていますし、テレビでも見たことがあります。有名店の中には観光客ばっかりで地元の人は行かないという店もありますが、韓国人にも人気なんですね。

到着したのは夜11時過ぎ。日曜日ということもあるのでしょうか。タッカンマリ通り周辺のは暗くて寒くて人けもなくてけっこう怖かったです。友だちと一緒じゃなければ身の危険を感じて断念していたかもしれません。
閉まっているタッカンマリ屋さんも多かったのですが、なんとか明かりをみつけてチンハルメタッカンマリに到着！　カタカナで店名が書かれているのですぐにわかると思います。おばちゃんの写真も目印。

タッカンマリのお味は？？

タッカンマリを注文すると、ほんとに鍋に鶏がまるまる1羽入って出てきました！　

鍋を火にかけて、その鶏を店員さんがハサミを使って慣れた手さばきでカットしてくれます。あっという間にこんな状態。しばらく煮込んで店員さんのOKが出たら完成です！

まずスープを飲むと、もうスープだけでめちゃくちゃおいしいです。鶏の旨味凝縮！！　って感じで、ラーメンを作ってもかなりのクオリティのものが出来そうなお味です。そして鶏肉……

私はよくわからないまま、テーブルにあった唐辛子みそを薬味のようにつけて食べていたのですが、どうやらテーブルにあるしょうゆと酢でポン酢を自作し、唐辛子みそを溶かしたたれに鶏肉をつけて食べるのが正解なようです。

スープがめちゃくちゃおいしいんだから、そのスープで煮込まれた鶏肉がおいしくないはずはありません！！　食べてみると、しっかりだしの味を吸い取った鶏肉はホロホロと柔らかく味は絶品。感動しました。

2人で1羽食べてかなりお腹は満足でしたが、ラーメンにしたらスープがおいしいはず！　と思ったからには麺を入れないわけにはいかない……ということで、〆に麺を１人前入れました。
この麺も適度にコシがあっておいしいんです！　お腹がいっぱいなはずなのにいくらでも食べられそうでした。

まとめ

チンハルメタッカンマリは韓国人の友だちも勧めるだけあって大満足のとってもおいしいタッカンマリでした。
お値段はビール1本に〆の麺も入れて2人で30,000ウォン(3,000円)ぐらいです。
昔日本で食べたタッカンマリは鶏半羽だったうえにひとり5,000円ぐらいしたので、それを考えたらかなり安いです。
辛いものが苦手な人にもおすすめの韓国料理です！　韓国に行ったらぜひ食べてみてください。

チンハルメタッカンマリ(陳玉華ハルメ元祖タッカンマリ)

インスタ映えする癒し系ケーキの宝庫！ ホンデ(弘大)・ソンス(上水) バナナハルキ

イラストチックなかわいいケーキがいっぱい！　バナナハルキ

韓国にはかわいいカフェがいっぱいありますが、韓国人の友だちの紹介で行ったバナナハルキもとってもかわいいカフェでした！
場所はホンデの近く、サンスドン(上水洞)です。大通りから少し奥まった静かな場所にありました。看板らしい看板は出ておらず、友だちの案内がなければ通り過ぎてしまいそうな店構えです。
ガラス張りのとってもシンプルな外観。

日曜日ということもあり、狭い店内はお客さんでいっぱい！　若い女性やカップルばっかりです。注文はケーキのショーケースがあるカウンターで行います。ショーケースのケーキを見てみると……

わ～！　かわいい！！
と、思わず声を上げてしまいます。なんと言えばいいのでしょう。まず、パステルカラーを基調としたケーキの見た目に感動です。無駄なものを削ぎ落した感じで、かわいいケーキのイラストをそのまま再現したような見た目のケーキなんです。

バナナハルキの味とお値段

私は迷った末に一番シンプルないちごショートとカフェラテを注文。友だちはチョコケーキをセレクトしました。

いちごショートのお値段は7,000ウォン(約700円)とけっこうなお値段です！ ただ高さのあるケーキで、1カットが大きいです。 カフェラテは5,000ウォン(約500円)。合計12,000ウォン(約1,200円)で、日本と変わらないぐらいのお値段ですね。
食事の値段は日本より安い韓国ですが、カフェは日本と変わらない感じです。アルバイト代の平均時給は日本よりずっと安いので、韓国の若者は大変ですね。

日本のケーキはふわふわの柔らかいスポンジが主流ですが、こちらのケーキはけっこうスポンジがしっかりしています。でもパサつき感はなく、クリームも甘さがかなりおさえられていていくらでも食べられる感じです。焼肉を食べた後だというのにペロリと完食してしまいました。 素朴な感じのあるケーキなんですが、なんだかやみつきになりそうなおいしさなんです。日本にもいくらでもおいしいケーキがあるのに、このバナナハルキのケーキはまた必ず食べたいと思いました。

店内はシンプルでかわいらしい雰囲気。

こちらの座席は絵本の１ページみたいなかわいらしさです。

まとめ

絵本から飛び出したような、絵になるケーキと出会いたいならバナナハルキはかなりおすすめです！　見た目だけではなくて、優しい甘さのケーキはとりこになるおいしさですよ。 パステルカラーのケーキは見ているだけで癒されます。 ドラマを見ているとカフェで別れ話をするシーンが多いですが、こんなかわいいケーキを前にするとどうしても笑顔になってしまうので、平和的利用をおすすめします(笑)。

バナナハルキ

ホンデ（弘大）でみつけたかわいいものや変なもの

ホンデ(弘大)はソウルでも有数の若者の街です。韓国には「〇大」という駅名が多いのですが、大学名がそのまま駅名、地名になっています。日本にも有名なところで学芸大学駅がありますが、ああいう感じですね。
ホンデもその名の通り学生街なので、リーズナブルなショップや飲食店が多く、いつも多くの若者でにぎわっています。
ちなみに日本の学芸大学駅一帯は学芸大学が移転して現存しないうえにほぼ住宅街です(^-^

最近日本でも見かけるゴンチャ(貢茶)

ホンデイック(弘大入口)駅9番出口を出てすぐのところに台湾ティーのゴンチャのスタンドがあるので買ってみました！

最近日本でも続々と店舗を増やしつつあります。
日本より先にゴンチャが上陸した韓国ではいたるところにお店があります。こちらはスタンドですが、イートインできるお店がほとんどです。
気温が1桁なのでホットのタピオカミルクティーにしたところ、熱くないようにカバー(正式名称はスリーブやサーブ)を付けてくれたんですが、思いっきり男性の写真つき。私は韓国の芸能人をよく知らないんですが、有名なタレントさんでしょうか？　俳優さんかな。こういう写真付きのカバーって珍しいですよね(^-^;

本場台湾の味だけあって味はもちろんおいしいのですが、ホットのタピオカドリンクはタピオカが予想以上に熱くなっていてなかなか危険な飲み物でした。

独特な色合い、デザインのバッグ

弘大にはほんとうにたくさんの若者向けのお店がずらっと並んでいます。 こちらはバッグやマフラーなどのファッション小物のお店に置かれていた商品。 韓国人は基本派手好きなのか、日本ではあまり見られない独特の色合いやデザインの商品が多いです。 こちらのバッグは鮮やかな黄色地に真っ赤なハート柄！　10代女子が持っていたらかわいいでしょうね。

 冬に人気のファーのバッグもぼんぼり(笑)がでっかくて面白いです。黒と黄色の組み合わせは派手ですが、グレーと緑の組み合わせはかわいいですね。ありそうで見かけないような……。 

今韓国で大流行中の帽子

こちらは知っている方も多いと思いますがホンデに限らず、韓国の至るところで売られている変な帽子。この冬大流行中だそうです(^-^;　新大久保でも売ってました。

長く垂れた手の部分の肉球を押すと耳がピコピコ動くんです。それだけです。しかしまぁ、見た目にこだわる韓国人なのにビジュアルが昭和感満載ですよね。
ベージュとかグレーとか落ち着いた色合いで現代風の顔立ち？にしたらもっとかわいくなると思うのですが……。

 屋根の上に人

ホンデエリアのお店の看板は派手なものが多いです。少し大阪に似ています。 ホンデのメインストリートを歩いていてふと上を見ると何かの建物の上に小さめの人発見！

しかも正面にまわってよく見ると片足浮いちゃってます。

 後から知ったのですが、この建物は有名なトリックアートのミュージアムだそうです。納得。

ホンデにもARTBOX

以前紹介したチェーンの雑貨店、ARTBOXはホンデにもあります。 こちらのARTBOX、ARTBOXフレンズとでもいうのでしょうか？　独自キャラがいるようで……お店横の通路の壁一面にかわいいイラストが描かれていました！

個人的には奥の方に見えているサメのキャラが気になります。韓国って日本のサンリオみたいにこういうかわいいキャラクターを作るのが得意ですよね。