東大門のタッカンマリ通りで絶品タッカンマリを食す チンハルメタッカンマリ(陳玉華ハルメ元祖タッカンマリ)

みなさん、タッカンマリを食べたことはありますか？　タッカンマリは鶏1羽という意味。その名の通り、鶏がまるまる1羽入ったお鍋のことです。
私は日本でタッカンマリを食べたことがありますが、本場韓国のタッカンマリは未経験。そんなわけで東大門にあるタッカンマリ通りで本場のタッカンマリを堪能してきました。

チンハルメタッカンマリ

韓国人の友だちにおいしいタッカンマリ屋さんを聞いたところ、チンハルメタッカンマリとの回答でした。チンハルメタッカンマリはガイドブックにもよく載っていますし、テレビでも見たことがあります。有名店の中には観光客ばっかりで地元の人は行かないという店もありますが、韓国人にも人気なんですね。

到着したのは夜11時過ぎ。日曜日ということもあるのでしょうか。タッカンマリ通り周辺のは暗くて寒くて人けもなくてけっこう怖かったです。友だちと一緒じゃなければ身の危険を感じて断念していたかもしれません。
閉まっているタッカンマリ屋さんも多かったのですが、なんとか明かりをみつけてチンハルメタッカンマリに到着！　カタカナで店名が書かれているのですぐにわかると思います。おばちゃんの写真も目印。

タッカンマリのお味は？？

タッカンマリを注文すると、ほんとに鍋に鶏がまるまる1羽入って出てきました！　

鍋を火にかけて、その鶏を店員さんがハサミを使って慣れた手さばきでカットしてくれます。あっという間にこんな状態。しばらく煮込んで店員さんのOKが出たら完成です！

まずスープを飲むと、もうスープだけでめちゃくちゃおいしいです。鶏の旨味凝縮！！　って感じで、ラーメンを作ってもかなりのクオリティのものが出来そうなお味です。そして鶏肉……

私はよくわからないまま、テーブルにあった唐辛子みそを薬味のようにつけて食べていたのですが、どうやらテーブルにあるしょうゆと酢でポン酢を自作し、唐辛子みそを溶かしたたれに鶏肉をつけて食べるのが正解なようです。

スープがめちゃくちゃおいしいんだから、そのスープで煮込まれた鶏肉がおいしくないはずはありません！！　食べてみると、しっかりだしの味を吸い取った鶏肉はホロホロと柔らかく味は絶品。感動しました。

2人で1羽食べてかなりお腹は満足でしたが、ラーメンにしたらスープがおいしいはず！　と思ったからには麺を入れないわけにはいかない……ということで、〆に麺を１人前入れました。
この麺も適度にコシがあっておいしいんです！　お腹がいっぱいなはずなのにいくらでも食べられそうでした。

まとめ

チンハルメタッカンマリは韓国人の友だちも勧めるだけあって大満足のとってもおいしいタッカンマリでした。
お値段はビール1本に〆の麺も入れて2人で30,000ウォン(3,000円)ぐらいです。
昔日本で食べたタッカンマリは鶏半羽だったうえにひとり5,000円ぐらいしたので、それを考えたらかなり安いです。
辛いものが苦手な人にもおすすめの韓国料理です！　韓国に行ったらぜひ食べてみてください。

チンハルメタッカンマリ(陳玉華ハルメ元祖タッカンマリ)